掃除・介護ロボットに安全指針、経産省が発表

掃除・介護ロボットに安全指針、経産省が発表

経済産業省は人に代わって掃除や介護などを手掛けるサービスロボットの安全に関するガイドライン(指針)を作成した。メーカーなどに事故情報を記録するよう求め、関係者が情報を共有する仕組みを整える。今後、人口減少で市場が拡大するのは確実とみて、安全対策を強化する。という

「次世代ロボット安全性確保ガイドライン」は一般からの意見を募ったうえで、5月に正式に決める。

サービスロボット

サービスロボットとは主にサービス業で使われるロボットです。
汎用的な産業用ロボットとは区別することが多く、中にはロボットと言い難いものもある。
以下がサービスロボトと呼ばれている物の例です。

  • 清掃ロボット
  • 無人で床を掃除するロボット。
  • 壁面作業ロボット
  • 壁面をペタペタと登って窓や壁の掃除や補修をする。
  • 警備ロボット
  • 夜間、ビルなどの設備を警備して回るロボット。
  • 案内ロボット
  • 介護ロボット

人の形をして人工知能で会話をするものから、単にタッチパネルのパソコンにロボットと名づけている製品もある。

   ☆すしロボット
すしを握るロボット。要は自動的にご飯を固める装置だが、「装置」より「ロボット」と呼んだ方が清潔感を感じる日本らしいネーミングと言える。



介護ロボットではなく福祉ロボットとよぼう

以下は手嶋研からの参照です。

重度障害者が自分の生活を豊かにするために自分の意思で操作をする福祉ロボットである,という点です.介護のためではなく,障害者の自立のためにこれらのロボットは使用されています.確かに,これらのロボットを使えば介護作業は軽減されるかもしれません.しかしそれは本来の目的ではないのです.本来の目的は,ロボットの使用者である障害者が幸せになることなのです