『高齢者ボランティア制度』をスタート

多摩ニュータウンタイムズによると

「元気な高齢者がボランティア活動で地域貢献する街づくりを目指したい」と稲城市が『高齢者ボランティア制度』を実施するとのこと
内容は、『高齢者ボランティア制度』とは、”元気な65歳以上の高齢者にボランティアをしてもらい、活動実績に応じて得たポイントを“介護保険料の支払いに充てることができる”というもの。

稲城市は05年より「介護ボランティア特区」として国に提案・要請を続けてきており、今回趣旨が認められ厚生労働省が『高齢者ボランティア制度』をスタートさせることとなった。

詳細な実施については検討を重ねるとしているが、市が指定する地域支援事業や介護施設で介護支援ボランティアとして入所者の食事や配膳、散歩や館内移動の補助、行事の手伝い、職員の補助的な作業などを活動対象とし、週1回(2時間程度)年間24回以上活動すること等を想定。介護ボランティア手帳などに押印、控除申請書に添付し提出といった形になる模様。

保険料1人当り年額5千円程度の減額予定で、この制度が有効に定着すれば介護保険給付費の削減効果も期待される。また、介護ボランティア控除は本人の意志による申告に基づき、ボランティア本来の意義を保ち税額控除の発想で対価的性格はないとしている。

 関係者はアンケートに、制度創設に賛成59・6%。元気な高齢者が増える、住民参加の認識が高まり要介護高齢者に対するボランティア活動に関心が高まると回答。『高齢者ボランティア制度』は保険料減額が目的ではなく高齢者が介護を支える地域づくりをすることに眼目がある。

今後問題は、いろいろ出てくるだろうけれど、高齢者が社会を支える意義は大きいと思う、長年会社人間、仕事人間で過ごした男性は、定年後家で何もせずすごすことが多いとか、この制度で少しでも多くの男性が、社会に貢献し、また地域社会に交わることができるとなおよいことであるのでは