『十坪ジム』利用料、市が助成

『十坪ジム』利用料、柏市が60歳以上に助成

柏市が利用料助成 市内展開の『十坪ジム』2007年7月からとのこと

東京新聞によると
 柏市で展開されている十坪(約三十三平方メートル)ほどの小さなスポーツジム「十坪(とつぼ)ジム」をテーマにしたシンポジウムが二十六日、柏市の東京大柏キャンパスで開かれ、その会場で高齢者の体力向上に効果を挙げていることが報告されたという。これを受け、柏市は「介護予防や医療費抑制につながる」として来月から、「十坪ジム利用料の助成制度を始める」と発表した

 十坪ジムは昨秋、経済産業省の支援事業として、市内三カ所で六十−七十代の高齢者を中心に約千人が三カ月間、無料体験した。このうち約二百三十人を対象にした体力測定では、歩行スピードや歩行距離、腹筋などで、平均7−13%の向上がみられた。同大の担当者は「寝たきりの予防などに有効なトレーニング」と話している

 十坪ジムのトレーニングマシンは、「大腰筋」など体の深い所にあり、歩行に重要な筋肉を鍛えられる特殊なもので、脳の活性化にもつながるという。開発した小林寛道・東大名誉教授はシンポで「力を抜いてトレーニングでき、血圧の高い人でも安心して利用できる」と話しされている。

 十坪ジムは現在、十カ所まで増え、小林名誉教授が理事長を務める特定非営利活動法人(NPO法人)「東大スポーツ健康マネジメント研究会」が有料で運営する。しかし、会員は目標の四分の一の約五百人にとどまっているとか

 そこで柏市は、七月から六十五歳以上の市民を対象に、利用料助成制度を始める。利用料は週一回利用で一カ月三千五百円、週二回利用で七千円だが、介護保険料の所得区分に応じ、25−60%を助成する。 と発表した。

これからは、介護予防に力を入れていくのは非常に良いことだと思う、健康で長生きしてもらう、みんなが明るい顔で暮らせる。こういう介護予防の方策に地域格差を生まないようにしてもらいたい物です




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