認知症の方に対して口出しやいらいら感を持っていませんか?

じっと見守ってあげませんか?

家族の中に認知症が疑われる方を抱えてられている方、私の父ももしかして認知症?
どうしても身内なので思いたくないのですが、現実的に話を聞いているとそう思えるところが
あります。そんな方に、私も含めてですがアドバイスです。

父の行動にもよく現れるのですが、今までできていたことなのに何からはじめてよいのか
本人は戸惑って、立ちすくんでる、周りからすれば今まで何十回となくしていることなのに、
だから余計にすぐに口に出して「こうするんでしょ」と促す。本人の代わりにすぐに行動してしまう
これってよくないそうです。本人のやる気をそぐことになりまた、認知症の人にとっては
家族が簡単にするのを目の当たりにして自身を失うきっかけにもなりかねないのだそうです。
そういえば私の父も、以前はすご自信家であり威厳もあったのですが、最近どことなく自身
なさそうでいつも私の母を頼っているようです。まるで子供が母親に頼るように

先生に聞いたのですが、認知症の人が自信なく次のことをするのに考えて動きが止まったり
したときは、できるだけ横で見守りながら、アドバイスしたり手本を見せたりしてあげて後は
本人に任せることが大事だそうです

とは言うものの四六時中一緒にいるとなかなかそのようにはできないようで、私の母は
いつも私に、嘆いています。

さらに先生は、一度ぐらいできなくても、認知症の人には繰り返して教えてあげてほしい
とのことです
でもこれもとても忍耐が要るようですし、認知症の理解も必要です。私の母や、同居
している兄弟はいつも、愚痴っています

医師が、言うのには、小学生が算数の宿題や国語の宿題をしているときに横から
すぐに答えを教えてあげれば簡単に宿題は済みますが、それでは本人のためには
ならないでしょ、認知症の方に対しても同じことが言えるとのことです。認知症の予防や
進行を防ぐには認知症の患者の方のかわりにすぐにやるのではなく、あたたく見守って
あげましょう。とのことです。この見守りは認知症のかたに対して予防、進行を防ぐのに
とても重要なことだそうです