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2008年03月 アーカイブ

2008年03月14日

認知症予防に良いといわれる果物は?

認知症を予防しよう

人は、85歳まで生きれば4人に1人、120歳まで生きれば全員が
認知症を発症するといわれています。
これからの超高齢社会にとって宿命の病気であり、その進展とともに、患者が
急増しています。いまだ完治を望むことはできないが、認知症を取り巻く環境は
大きく変わろうとしている。
患者のQOL(生活の質)に配慮した介護・医療ができる時代となりつつある。

有効な予防法が模索され、根本的治療薬の開発を目指して国家的プロジェクトも
スタートしようとしている
そんななか米国人研究者による新しい研究報告によると、アルツハイマー病
(若年性老人性痴呆症)予防にリンゴ、バナナ、オレンジなどの果物を多く摂取
すると、有効であるという。

米「Journal of Food Science」誌最新号に掲載された米コーネル大学研究者の
研究報告によると、リンゴ、バナナ、オレンジの果汁が神経細胞に及ぼす作用に
関する研究で、これらの果汁に含まれるフェノール物質に抗酸化作用があり、
有害物質や毒素によって神経細胞がダメージを受けるのを防ぐことが判明した。

同研究報告によると、これら3種類の果物のうち、フェノール物質が最も多く
含まれているのはリンゴで、バナナ、オレンジの順に続くという。
これらの果物を普段からたくさん摂っていると、アルツハイマー病の予防に大変効
果的だと研究者は指摘している。

参照:北京週報

食事ではものをよく噛みましょう

噛むことで脳を刺激

8020運動(はちまるにいまるうんどう)、満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動。厚生労働省や日本歯科医師会により推進されている。20本以上の歯を持つ高齢者はそれ未満の人に比べ、活動的で、寝たきりとなることも少ないなど多くの報告がされている。ウィキペディアより

このように歯があれば、硬い食物を食べることができます。食事のたびに何百回、何千回とあごを使うことにより、あごの骨を取り巻く筋肉が収縮し脳に適度な刺激となり、歯のない人に比べ脳に刺激を伝えやすく脳が小さくなることを防いでいると最近の研究で報告されています

また、歯が少ないことが認知症の危険因子であるという研究報告もあることは事実です。
歯のかみ合わせ状態の改善することで意欲や集中力が高くなり、脳の前頭葉機能が向上するすると研究の報告がある。

歯の数により、食べモノを選ばず、食欲がでるなど体の健康維持に影響を及ぼします。
歯の数が少ないと食べ物も注意しなければならず、どうしても外出も減り、頭の老化を抑えることができなくなります。歯を大事にして、よく噛み頭を刺激しましょう

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