父の介護

わたしの父は、昭和の初期生まれである

10数年前、肺に影があるとホームドクターに診断された
本人は、すぐに癌とかんずいた。父の両親、二人とも癌で亡くなっている

しかし、発見が早かったのか、紹介された病院で苦しい検査をした結果
左側の肺だけですみ骨にも移転はされていなかった。おかげさまで、
昨年までは何もなく元気でいられた。

昨年は、父の兄が、乗員であったイ27号。戦後60年ということで 最後の遺族会が広島県呉市でおこなわれた。
呉にある海軍墓地に父は、最期ということで家族で参列した。

その帰り、どうも身体の調子が悪いらしく、食事をあまり食べないし
少しボケたような行動が見られていた

父と母は同じ年ですが、父は、母に頼りきりですべて母にまかせきり
父のわががままもあるのだろうが、少し父の話を聞いていれば、話してる
本人は納得する。しかしなかなか同じことを話する父とはいつも一緒に居る
ことは難しいようだ

この旅行の後、父は、ほとんど食事を取らなくなってしまう。