准介護福祉士 創設

准介護福祉士 創設

今国会に提出予定の社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案に、養成施設卒業者で介護福祉士でない人を准介護福祉士とする規定が盛り込まれる

養成施設卒業者にも国家試験を課すことが制度改正の重点だった。

しかし不合格の場合でも准介護福祉士として介護の仕事ができるようにする配慮措置がおこなわれるのが今国会に提出された「社会福祉士・介護福祉士法改正法案」に、「准」資格の創設を盛り込んでいるのがわかった。

介護福祉士の質の向上を目指しつつも、人材不足などの現状を踏まえ、養成施設からの人材輩出を減らせないというジレンマを色濃く映している。

この社会福祉士・介護福祉士法改正法案の実施を2012年をめどにしているとのこと、 この新しい介護福祉士制度が2012年に実際にスタートします。

介護福祉士が介護業務の業務独占資格となり、ホームヘルパーの資格は事実上効力を持たなくなる、という制度ですが、2012年を境に、いきなりホームヘルパー二級では介護業務ができなくなります。

しかし、段階的に制度を切り替えていくのではないかと思うのですが、ホームヘルパー二級の資格者が准介護福祉士になるためには、あらためて養成施設を卒業者しないといけません。